【静岡】床暖房とエアコンどちらを選ぶ？費用や快適性などを徹底比較

床暖房の設置には、*1畳あたり5万～10万円の費用がかかります。そのため、住宅全体に床暖房を設置するのか、リビングにのみ設置するのかで必要な金額は大きく異なります。

また、熱源の種類によっても費用に差があり、温水式の床暖房のほうが電気式よりも少し高価になります。

ランニングコストについては、温水式床暖房のガス代が1時間あたり約12円、1日8時間使用で約94円かかります。ただし、これは東京ガスの事例であり、実際の費用はガス料金プランや使用状況によって変動します。

電気式床暖房の電気代は、8時間で約107円～233円です。ただし、蓄熱式の場合は夜間電力を利用するため、1時間あたり10円程度まで抑えられる可能性があります。

これらの費用は目安であり、実際の費用は家庭の使用状況や地域、エネルギー料金プランによって変わります。床暖房の導入を検討する際は専門業者に相談し、詳細な見積もりを取ることをおすすめします。

※オアシス住環境では床暖房の設置費用は約半分の1畳あたり2.5万～5万となります。

エアコンの設置費用は、機種や部屋の広さによって大きく変わります。一般的な6畳～8畳用のエアコンの場合、本体価格は約4～7万円となります。これに加えて、取り付け工事費が必要となり、通常2万円〜5万円ほどかかります。

次に電気代についてですが、エアコンの消費電力は機種や使用状況によって異なります。
一般的な6畳用エアコンの場合、暖房期間消費電力は485Wとなり、1時間あたりの電気代は約150円です。1日つけっぱなしにした場合、冷房・暖房に限らず約360～1,400円の電気代が発生します。

ただし、これらの金額は目安であり、実際の使用状況や電力会社の料金プラン、外気温などによって変動します。また、最新の省エネ性能の高いエアコンを選ぶことで、電気代を抑えることができます。

エアコンの電気代を節約するためには、適切な温度設定（夏は28度、冬は20度を目安）や定期的なフィルター清掃、使用していない部屋の運転停止などが効果的です。さらに、扇風機との併用や断熱カーテンの使用なども電気代削減に役立ちます。

床暖房とエアコンでは、室内の温度分布に大きな違いがあります。この違いは、快適性や健康面に影響を与える重要な要素です。

床暖房の場合、床面全体から放射熱が上昇するため、部屋の下部から上部まで均一に暖まります。これにより足元から頭上までの温度差が少なく、体感的に快適な環境を作り出すことができます。特に床面付近の温度が高くなるため、子どもや高齢者にとって優しい暖房方式といえます。

一方、エアコンは温風を吹き出して部屋を暖めるため、天井付近が最も暖かく、床面に近づくほど温度が下がる傾向があります。これは、暖かい空気は上昇するという性質によるものです。そのため、頭寒足熱の理想的な状態とは逆の温度分布になりやすいのが特徴です。

つまり、床暖房は上下の温度差が小さく、エアコンは大きくなる傾向があります。

また、床暖房は放射熱で暖めるため空気の流れが少なく、ホコリの舞い上がりも抑えられます。これはアレルギー症状がある方にとって大きなメリットとなります。

エアコンでも、最近の機種では床暖房に近い効果を得られる「温風床暖」機能を搭載したものもあります。この機能を使えば、従来のエアコンよりも均一な温度分布を実現できます。

いずれの暖房方式も、適切な使用と併用によって快適な室内環境を作り出すことができます。自身のライフスタイルや住環境に合わせて、最適な暖房方法を選択することが大切です。

冬場の暖房は室内の乾燥を引き起こしやすく、肌荒れやのどの痛みの原因となります。床暖房とエアコンでは、乾燥対策に大きな違いがあります。

床暖房は空気を直接暖めないため、エアコンと比べて室内の湿度を下げにくい特徴があります。床からじわじわと部屋全体を暖めるため、自然な温度上昇で湿度を保ちやすくなっています。

一方、エアコンは空気を直接暖めるため、室内の湿度を急激に下げてしまいます。そのため、加湿器の使用が必須となることが多いです。

床暖房を使用する場合でも、長時間の使用や外気の乾燥具合によっては室内が乾燥することがあります。そのような場合は、以下の対策が効果的です。

• 濡れたタオルを干す
• 観葉植物を置く
• 加湿器を使用する（必要に応じて）

これらの方法を組み合わせることで、快適な湿度を保ちながら暖かく過ごすことができます。

床暖房は乾燥対策の面でエアコンより優れていますが、個人の体質や生活環境によって感じ方は異なります。自分に合った暖房方法を選ぶことが大切です。

床暖房とエアコンのアレルギー対策における特徴を比較してみましょう。

床暖房は、空気を直接動かさずに部屋を暖めるため、ホコリやダニなどのアレルゲンを舞い上げにくいという利点があります。これにより、アレルギー症状を引き起こす原因を抑制できる可能性があります。

一方、エアコンは空気を循環させて暖房するため、フィルターのこまめな清掃が重要です。定期的なメンテナンスを怠ると、エアコン内部にカビやホコリが蓄積し、それらが室内に拡散されてアレルギー症状を悪化させるおそれがあります。

床暖房は、空気を乾燥させにくいという特徴もあります。乾燥した空気は喉や鼻の粘膜を刺激し、アレルギー症状を悪化させる可能性があるため、この点でも床暖房は有利といえるでしょう。

また、床暖房は部屋全体を均一に暖めるため温度むらが少なく、ヒートショックのリスクも低減できます。これは特に高齢者や乳幼児のいるご家庭では重要な点です。

ただし、床暖房だけでアレルギー対策が完璧になるわけではありません。定期的な掃除や換気、適切な湿度管理など、総合的な対策を行うことが大切です。

静岡で床暖房の施工を検討している方は、オアシス住環境をご利用ください。

大手のようなパネル式ではなく、ホース型を採用しています。その上にコンクリート層を設けることで、より暖かさを感じていただけます。

さらに、蓄熱層から遠赤外線を放出するため、大手の床暖房よりも暖かく、省エネにも貢献します。

床暖房発祥の韓国のシステムを取り入れ、温水床暖房・蓄熱床暖房・遠赤外線床暖房を組み合わせたハイブリッド床暖房を実現。敷設面積は90％以上と広く、家中まんべんなく暖かさを感じられます。

業界最低水準の初期費用とランニングコストを実現しながらも、経験豊富な技術職人が一つひとつ手作りしている床暖房です。

床暖房をリフォーム・新築時に導入しようとお考えの方は、まずはお気軽にお問い合わせください。