【静岡】床暖房を導入！リフォーム時に床暖房は後付けできる？

床暖房はリフォーム時に後付けでの設置も可能です。ただし、一戸建てとマンションでは床暖房設置の条件が異なるため、お住まいの環境に合わせたシミュレーションが必要です。

こちらでは、住宅の種類別に床暖房を取り入れる際のポイントや注意点を解説します。

原則としてリフォームによる床暖房の設置は、後からでも可能です。床暖房設置の方法には大きく分けて、直張り方式と張り替え方式の2つがあります。

すでに張ってある床材の上に床暖房を導入し、さらにその上から新たに床材を敷く方式です。床下ごと張り替える工事が不要なため全体の設置費用が抑えられ、工事も短時間で終了します。

既存の床材の上に床暖房を重ねるため段差が生じ、つまずきやすくなる点がデメリットです。高さが気になる場合、段差解消用の床見切り材を設置すると安全です。

すでにある床材を含めてすべて一度取り除き、新しい床暖房に入れ替える方式です。床下工事が必要なため全体の費用がかかる反面、床をフラットにできるので段差が発生せず、バリアフリーには適しています。

住宅の状況を考慮したうえで、負担の少ない方式を選ぶことが大切です。

基本的には床暖房は、後からでも設置が可能です。ただしマンションで床暖房リフォームを行う場合は、以下の点に注意が必要です。

• 床暖房リフォームが許可されているか
• 規定に沿った遮音等級を満たした床材を使用しているか

床暖房に限らず、リフォーム許可の権限はマンションの管理会社に委ねられています。床材の遮音等級が規定に満たない場合、床暖房は設置できません。床暖房の遮音等級を含め、諸条件は管理規約に記載されているため、事前の確認が必要です。

床暖房には大きく分けると、温水式と電気式の2つがあります。それぞれにメリットやデメリットがあり、またトータルコストが異なるため慎重な比較が必要です。

床下に埋め込んだ配管にお湯を通すことで、室内を暖めます。お湯の温度が最高でも40℃を超えないため、万一誤作動を起こしてもやけどのリスクを抑えられます。配管工事とは別途、水を温めるための熱源装置の設置が必要です。

配管工事を含めた初期費用がやや割高な反面、電気をほとんど使わないためランニングコストを抑えられる点がメリットです。

温水式床暖房の場合、お湯を温める方式によって以下の種類に分かれます。

• ヒートポンプ式
• ガス式
• 灯油式 

床下に敷いたパネルに通電することで、室内を暖める方式です。温水式と比較して短時間で暖房効果が得られる反面、光熱費がやや上乗せされるデメリットがあります。また作動中は温水式よりも高熱になるため、子どもやお年寄りの方はやけどに注意が必要です。

電気式床暖房は以下の種類に分けられます。

• 電熱線ヒーター式
• 蓄熱式
• PTCヒーター式

省エネ性能で考えれば、日中に蓄えた電気で夜間のエネルギーをまかなう蓄熱式がおすすめです。

一戸建て・マンションどちらの場合でも、床暖房は後付けができます。

一戸建ての場合は、直張りもしくは張り替えによって設置が可能です。マンションでも設置は可能ですが、事前に床暖房リフォームが許可されているか、遮音等級を満たした床材を使用しているかの確認が必要です。

後付けできる床暖房の種類は、温水式・電気式です。自宅の条件に合わせて導入する床暖房の種類を決定しましょう。

一戸建て・マンションにお住まいの方で、床暖房の導入を検討している方はオアシス住環境までご相談ください。リフォーム時に全面床暖房や部屋ごとに設置する部分床暖房など、お客様の要望に合わせた設計施工が可能です。

また、温水床暖房・蓄熱床暖房・遠赤外線床暖房を組み合わせたハイブリッド床暖房を取り扱っており、部屋の隅々まで暖かい環境が整います。

業界最低水準の初期費用とランニングコストを実現しながらも、経験豊富な技術職人が一つひとつ手作りしている床暖房です。冬を快適に乗り越えるためにも、床暖房の設置を検討してみてください。