床暖房で蓄熱層があるのとないのとでは、燃費や暖かさ、快適性などの大きな違いが生じます。
「オアシス床暖」ではこの蓄熱層が床下に全面的に敷かれていて、この蓄熱層に熱をためて住居全体を暖めてくれます。熱を放熱するばかりでは燃費がかさばりますが、熱をまず蓄熱層に蓄えて床全面からゆっくりと放熱して家全体を暖めていきますので、この蓄熱層は、省エネに貢献しているといえます。また、「オアシス床暖」の蓄熱層は遠赤外線による輻射熱も十二分に放射されることにより設定温度を低く抑えても十分な暖かさを確保することができます。それで、ランニングコストも節約できる省エネ床暖なのです。
また「オアシス床暖」の蓄熱層は熱伝導の良い蓄熱モルタルを床仕上げ材の直下に敷き詰めますので熱伝導により直接足元に暖かさが伝わり、立ち上がりの速度も速い、使い勝手の良い床暖房となっております。外出時にはスイッチを切らずに最低温度に設定しておけば蓄熱層に蓄えられた熱がゆっくりと放熱されていきますので、室温の温度をある程度保ちながら燃焼を最低限に抑えます。帰宅時にも部屋は常にほんのり暖かく設定温度を上げることによって非常に早く部屋を暖めることができます。
このように、蓄熱層は省エネでありながらも非常に快適な生活環境を作ってくれる、床暖房にとっては非常に重要な部分です。
当社の「オアシス床暖」の蓄熱層には墨を混ぜております。炭の効能には次のようなことが挙げられます。
「オアシス床暖では」蓄熱能力が高く、熱伝導率も高く、遠赤外線の放射量も高い蓄熱モルタルを使用しています。さらに墨を加えることにより有毒物質の除去効果等も発揮しています。
さらに、自然素材のみの住宅や化学物質過敏症等の方には蓄熱モルタルに代わって玉砂利などを代用した施工も行っております。
過去の事例では赤土を使った蓄熱層、玉石を使用した蓄熱層、自然素材(藁)と珪藻土モルタルを混ぜた蓄熱層、モルタルにセラミックを混ぜた蓄熱層、モルタル+玉砂利の蓄熱層等があります。