熱原器(ボイラー)

Welcome to OASIS Living Environment

低温水で充分な暖がとれる

｢オアシス床暖｣は蓄熱温水式遠赤床暖房システムを採用しておりますので、熱源機器には温水を作る機器が必要となります。今はどの熱源機器をとっても昔と比べて非常に高性能で省エネになっております。

熱源機器(ボイラー)はお客様のお住まいの地域の気候や住宅の断熱性能、床暖房の施工面積などを考慮して選定いたします。また、お客様のご要望や生活環境に合わせて選定いたします。

各熱源機器の利用するエネルギー源

省エネ設計の各種熱源機器

床暖房に対応した熱源機器の主なものには灯油ボイラー、ガスボイラー、ヒートポンプなどがあります。それぞれが利用するエネルギー源には長所、短所があります。灯油は熱量が大きいが、原油価格の影響を最も受けやすいです。都市ガスは、大気汚染排出の物質が少ないです。電気ヒートポンプは大気熱を利用しているので三つの中では最も省エネルギーでランニングコストがかかりません。反面灯油や都市ガスに比べて、熱量は小さく機器が高価です

灯油ボイラー

長府製作所灯油ボイラーエコフィール

灯油をエネルギー源としてボイラーで温水をつくる床暖房システムは、石油の単価にも左右されますが質量あたりの熱量が大きいので比較的ランニングコストが安くすむシステムです。広い施工面積のやたくさんの熱を必要とする場合に適しています。灯油ボイラーは燃焼音が大きく臭いが出ると思われがちですが、最近は高性能な省エネ設計、静音設計がなされ、音も臭いもほとんど気にならなくなっています。給油に関しては、各地域のスタンドや燃料取扱店を通して定期的に給油されることをお勧めいたします。

ガスボイラー

リンナイ床暖専用ガスボイラー

主に都市ガスを中心に使用している住宅や敷地に制約のある市街地にお勧めです。最近のガスボイラーも省エネ設計になっています。ランニングコストに関しましても灯油とさほど差はありませんが、家庭用ガス温水床暖房を使用しているお客様向けの各地域のガス会社の割安料金プランもあわせて検討することをお勧めします。ＬＰガスについてはランニングコストが割高になります。

電気ヒートポンプ

広い面積にも対応三菱電機ヒートポンプ

ヒートポンプは大気熱を利用して一台で冷暖房ができる熱源機器です。ヒートポンプ方式はとても効率が良いので、ガス方式や灯油方式に比べて、ランニングコストを大幅に抑えます。ご家庭はもちろん、さまざまな施設や店舗にもおすすめの経済性です。省エネなので、大切な資源をムダ使いしません。CO2排出量も電気ヒーター方式のわずか1/3以下に大幅削減でき、地球温暖化防止にも貢献。床暖時にはに温水を床に循環させ、冷房時にはパネルヒーターに、冷水を循環させることで発生する“ふく射熱”を利用して空調をします。風を使わないふく射熱を利用した方式なので、「いつの間にか暖かい（涼しい）」穏やかな空調が可能となります。

木質バイオマスボイラー

家庭用ペレットボイラーと薪ボイラー

化石燃料に依存しないで薪、ペレット、或はチップを燃やして作る熱エネルギー用いて効率的に温水をつくり暖房や給湯として利用します。木質バイオマスボイラーは50℃以下の低温での熱利用に向いていて、その熱効率は90パーセントに達し省エネに貢献しています。給湯や温水床暖房に使われる熱は50℃もあれば充分です。一般家庭でのエネルギー需要は給湯と暖房で5～6割を占めます。

木質バイオマス燃料は化石燃料などのように輸入に頼らず国内各地域の資源でまかなうことができます。個人個人が身近なところで地球環境に大きく貢献できる暖房設備です。