こちらではオアシス床暖房の工事開始から引渡しまでの流れをご説明いたします。
実際に工事が始まる前までに建築設計士や建設会社、工務店と事前に打ち合わせをします。
また、必要に応じて事前に現場監督や大工さんとも現場での段取りをしていきます。
お家を建てるときに床暖房を導入するときの工事の流れをご説明いたします。
まずは、現場に到着してすぐに、現場の確認、資材の搬入、工具等の準備をいたします。
また、床暖房を敷設する床全体のお掃除を致します。木材ののこくずが残らないようにほうきや掃除機で丁寧にお掃除をいたします。
現場監督や大工さんとの最終的な段取りを行います。変更箇所がないかをチェックしたり、最終的にヘッダーやボイラーの位置、コントローラーの位置などを確認します。注意事項なども確認します。施工手順なども確認しあってスムーズに工事が進められるようにします。
現場で各回路ごとの温水パイプの配管ルートの微調整を行います。家具の位置や有無によって配管のルートや温水パイプの長さが多少変わってきますので、微調整をします。また、各部屋からヘッダー(分配器)まで床下を行くパイプやヘッダーから熱原器(ボイラー)まで行くメイン管(主管)のルートを確認するために床下点検工などから床下にもぐって確認します。
温水配管の通り道の工事です。パイプが小ねたをまたぐ箇所をカットしていきます。各部屋からヘッダー(分配器)まで床下を通す場合やかまちなどの下をくぐらせなければならない箇所にはドリルで穴を開けていきます。
熱反射シートを全面に敷いていきます。
温水パイプを回路ごとに固定していきます。
各部屋に温水回路を分配するヘッダー(分配器)を取り付けます。ヘッダーからはメイン管(主管)を熱原器(ボイラー)の取り付ける位置にまでもって行きます。
そして、最後に漏れがないかを圧力チェックします。
ここまでの配管工事で1日から3日間で仕上げます。
まずは、すべての小ねたに養生をしていきます。汚れる可能性のあるところはすべて養生をします。
ミキサーをセットしてモルタルを練る準備が出来次第、墨いり蓄熱モルタルを敷設していきます。
蓄熱層工事は1日から2日間で仕上げます。
蓄熱層のレベルをチェックするのを忘れてはいけません。また、ヘッダーや床下の温水パイプの露出部分には保温筒をまいていきます。熱ロスの心配な部分にはウレタン処理をします。
コントローラーを取り付けるための配線工事もします。
最後にすべての養生をはがして床の仕上げ材の施工までの間にパイプに傷をつけてしまう危険のある箇所にはチェックを入れます。
そしてきれいに掃除をして仕上げます。
蓄熱温水式遠赤床暖房システム「オアシス床暖」の本体の施工期間は4~5日間で仕上がります。